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| 【CCJ政治社会情報】 ■ 私が小沢一郎民主党元代表を支持し支援する理由! 1970年01月01日 |
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杉並の山崎です
いつもお世話様です。
■ 私が小沢一郎民主党元代表を支持し支援する理由!
私は小沢一郎民主党元代表の政策や理念や行動を支持して支援活動を行なってい
ますが、小沢氏の全てに賛成して支持・支援する、いわゆる[小沢信者]の一人だ
と誤解されている方がいるようですので、私がなぜ小沢一郎民主党元代表を支持し
支援するのか、その理由を書きたいと思います。
私は2001年ー2006年に小泉純一郎元首相と竹中金融担当大臣が強行した
米国発の[新自由主義]政治経済政策とイデオロギーを[小泉・竹中構 造改
革]の名で実行したことこそが、現在日本が抱えている様々な困難の元凶だと
思っています。
2009年8月30日の総選挙で小沢・鳩山民主党が[国民生活が第一]を掲げ
て、東京地検特捜部の強制捜査と大手マスコミによる猛烈な小沢バッシ ングに
も拘わらず、3300万票を獲得して戦後始めて[反自民][反小泉構造改革]
[反・新自由主義]の本格的な[政権交代]を実現したことを高 く評価してい
ます。
2009年3月3日の東京地検特捜部による[西松建設虚偽記載事件]の強制捜
査は明らかに小沢民主党政権の誕生を阻止するために米国支配層、自民 党清和
会、霞ヶ関官僚、大手マスコミ、経団連などの既存の[特権・利権]勢力が仕掛
けたものです。
【該当記事】「小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家へ
の戦後最大の政治弾圧!2011-08-03
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/224dc49a8015d784028de7d502be0096
一連の検察による強制捜査や大手マスコミによる[小沢バッシング報道]は小沢
首相阻止を狙った[戦後最大政治弾圧]であったことは、この間の[西 松建設
裁判]や[陸山会裁判]や[小沢裁判]の過程で暴露され始めました。
この[戦後最大の政治弾圧]を仕掛けた主犯が、検察や自民党清和会の政治家や
大手マスコミだけでなく、3000人の裁判官をを実質的に支配してい る最高
裁事務総局という、今までベールに包まれてきた秘密組織が深く関与していたこ
とも暴露され始めました。
私が小沢一郎氏を支持し支援する理由は、戦後日本社会を支配してきた米国支配
層、自民党清和会、霞ヶ関官僚、大手マスコミ、経団連など既存の[特 権・利
権]勢力に対して、[国民生活が第一][対等な日米関係][官僚支配打破]
[地方分権][東アジア共同体]など真逆な政権公約に掲げて実際 に政権交代
を実現した彼の基本理念と実行力を高く評価しているからです。
もしも既存勢力による小沢政権阻止の[戦後最大の政治弾圧]がなかったなら
ば、総選挙では3300万票どころでなく、4500万票を獲得して小沢 首相
が誕生し、衆議院で2/3、参議院で1/2以上を占める強力な安定政権が今でも続い
ていたはずです。
3.11の大地震と大津波、そして福島第一原発の大災害に対して、[失われた
20年]のデフレ不況に対して、もしも小沢一郎氏が首相であったなら
ば、[国民生活が第一の]全く違った政策を迅速に実行していたはずです。多く
の命と財産と生活が救われていたはずなのです。
その意味で小沢政権阻止の政治弾圧を仕掛けた既存勢力者達の犯罪を我々は決し
て許してはいけないのです。
戦後の民主主義、議会制民主主義、日本国憲法、国民の自立と共生を一貫して主
張してきた小沢一郎氏を守らねばならないのです。
しかし私は小沢一郎氏の全てに賛成して小沢支援活動をしているわけではありま
せん。
私は小沢氏が主導して実現させた[小選挙区制]に関して、[政権交代]を実現し
た点は評価しますが、少数意見が政治に反映されない点や政党指導部に権力が
集中して党内民主主義が死滅した点では反対です。中選挙区制を復活すべきと考
えます。
私は小沢氏が理想とする米国の[2大政党制]は全然評価しません。2大政党は
一見対立して見えますが、既存の支配体制を守る点では同じですのです ぐに
[大連立]状態となり危険です。今の野田内閣がすでに自民党と[大連立状態]
であることを見ればわかります。
私は小沢氏が評価する現在の国連のままの[国連中心主義]には反対です。今の
国連は、国連安全保障理事会で拒否権を持つ5つの国が実質的に支配し ています。
5ヶ国の拒否権を廃止して各国1票で国連総会での採決を最終決定とすべきであ
り、そうすれば国連は民主化され[国連中心主義]が可能となると思い ます。
小沢一郎氏は[原発は国民経済や産業に十分供給可能な再生エネルギーができる
までの過渡的なエネルギーである]と明言されています。私は小沢一郎 氏が
[脱原発]をはっきり明言したほうが良いと思います。
私は[首相公選]と[原発国民投票]に関しては時期尚早だと考えます。国民が
大手マスコミの偏向報道や[大本営発表報道]による洗脳などから解放されて、
自分の頭で考え判断できる[賢明な国民]が人口の過半数を超えるまで、少なくとも
有権者の10%の1000万人になるまではやめたほうが良いでしょう。
今[首相公選]をすれば、東京都の石原知事や大阪市の橋下市長のような[独裁者]が
首相となり[ファシスト国家]となる危険が大です。
(終わり)
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| 【CCJワイン情報499】▲ブルゴーニュ09に高い評価…WA誌アントニオ・ガッローニ ▲モエ、ヴィンテージにデゴルジュマン表示 ▲カンタス航空、搭載ワインが6部門でトップ 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
【CCJワイン情報】を3件をお送りさせていただきます。
▲ ブルゴーニュ09に高い評価…WA誌アントニオ・ガッローニ
前向きな評価が固まってきた2010年ブルゴーニュの赤ワインについて、ワイン・
アドヴォケイトのブルゴーニュ担当アントニオ・ガッローニ氏 が、12年2月発行
の最新号で高く評価した。
ガッローニ氏は「豊かな果実を持つが、良い酸とフィネスのあるタンニンも備え
る」とし、「2009の果実と2008の構造を有する」とする多数の 生産者の意見を
紹介している。収量は30〜50%減少したが、プルミエクリュ、グランクリュの水
準は高いという。
トップ生産者の得点は09年と大差がない。ロマネ・コンティが97〜99点、ラ・
ターシュが96〜98点、ドメーヌ・ルロワのクロ・ド・ラ・ロッ シュが96〜99
点、シャンベルタン、ロマネ・サン・ヴィヴァンが96〜98点、デュガ・ピィの
シャンベルタン、マジ・シャンベルタンが 96〜98点などとなっている。
(2012年3月5日 読売新聞)
▲ モエ、ヴィンテージにデゴルジュマン表示
シャンパーニュの最大手メゾン「モエ・エ・シャンドン」は、今年9月に発売す
る「グラン・ヴィンテージ 2004」から、デゴルジュマン(澱抜 き)の日付を
表示する。
シャンパーニュは、一般的に発売後すぐに飲んだ方がよいと言われるが、実際は
デゴルジュマン後の熟成によって、香味が発展する。デゴルジュマン時 期は、
店頭在庫の品質を判断する目安ともなる。シャンパーニュは店頭に山積みで売ら
れることが多いが、デゴルジュマン時期の古い店は在庫の回転が 悪く、品質が
劣化しているおそれがある。クリュッグ、ランソンなどのメゾンもデゴルジュマ
ンの時期を表示する方向に変わってきた。最大手のモエが 時期の表示に踏み
切ったことで、ほかのメゾンにも影響しそうだ。
2004年の白は2011年9月、ロゼは今年の2月にデゴルジュされた。最低6か月間、
休ませて出荷される。今回から高温で成型し、コルク臭の問 題が避けられる
ディアム・コルクも導入する。同時に、出荷直前にデゴルジュするグラン・ヴィ
ンテージ・コレクション1993も発売される。
今回の表示は消費者の要求に応えるもの。高価なヴィンテージ・シャンパーニュ
の愛好家は、ブレンド比率やドザージュ、デゴルジュマン時期を気にす る。
モエもグラン・ヴィンテージ・コレクションについては、デゴルジュマンの日付
を表示してきた。グラン・ヴィンテージは、現在の醸造責任者ブノワ・ ゴエス
が07年に世に出した2000年が最初
(2012年2月29日 読売新聞)
▲ カンタス航空、搭載ワインが6部門でトップ
英国のビジネス・トラベラー誌が、エアラインのワインを評価する2011年の「セ
ラーズ・イン・ザ・スカイ」が発表され、カンタス航空が6部門 で1位に輝いた。
ジェットスターは、LCC(格安航空会社)として、初めて部門別の最優秀賞を獲
得した。
カンタス航空は、ベスト・ファーストクラス・セラー、ベスト・ビジネスクラ
ス・セラー、コンシステンシー・オブ・ワインズ、ワインリスト・プレゼ ン
テーションの4部門に加えて、マウント・ランギ・ギランのクリフエッジ・シ
ラーズ2008年(豪ヴィクトリア州)でベスト・ビジネスクラス・赤 ワイン、テ
タンジェのコント・ド・シャンパーニュ1999年でベスト・ファーストクラス・ス
パークリングを受賞した。また、5部門で2位を獲得し た。
カンタス傘下のジェットスターは、合理化を進めるLCCとして初めてベスト・ビ
ジネスクラス・白ワイン部門で1位に輝いた。受賞したのは、ニュー ジーラン
ド・マールボロ地区のワイパラ・ヒルズのソーヴィニヨン・ブラン2010年。
ANAはベスト・ビジネスクラス・赤ワイン、ベスト・ビジネスクラス・白ワイ
ン、ベスト・ファーストクラス・赤ワイン、ベスト・ファーストクラ ス・ス
パークリングの4部門で、入賞した。
ベスト・ビジネスクラス・スパークリングはチリLAN航空のルイ・ロデレール・
ブリュット・プルミエがトップに。ベスト・ファーストクラス・白ワ インはエ
ミレーツ航空のルーウィン・エステート・アートシリーズ・シャルドネ2006年
(豪・西オーストラリア州)、ベスト・ファーストクラス・ 赤ワインはブラジ
ルTAM航空のクロ・カノン2008年(ボルドー)がトップに選ばれた。、
セラーズ・イン・ザ・スカイは1985年にスタート。世界のエアライン75社に打診
し、出展した33エアラインの機内提供ワイン約250本を、 ティム・アトキンMW、
サム・ハロップMWら5人の専門家がブラインド・テイスティングで評価した。
(2012年2月24日 読売新聞
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「日本カーヴィスト・クラブCCJ]事務局 山崎康彦
tel:03-3331-0970 fax:03-3331-0940
メールアドレス: yampr7@mx5.alpha-web.ne.jp
ホームページ: http://www.ccjapon.com/
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| 【CCJ政治社会情報】■ 長尾剛著[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より[二十九:困難を楽しむ] 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
人間の生き方に関する西郷隆盛の言葉が心にしみます。
■長尾剛著[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より[二十九:困難を楽しむ]
西郷隆盛は[自分で自分を世に残す]ことをしたがらなかったために、著書を一
冊も残していません。[西郷南洲翁遺訓]は幕末の戊辰戦争で薩摩軍と戦った
庄内藩(言山形県)の元藩士たちが明治になって西郷隆盛との交流の中で彼が
語った言葉をまとめたものです。
西郷隆盛は決して多弁ではなくむしろ他人の話をよく聞く聞き手上手だと言わ
れていますので、[西郷南洲翁遺訓](岩波文庫)の原文本編四十一、追加分2
項目合計四十三項目は簡潔で短い文書になっています。
[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]はノンフィクション作家長尾剛氏が西郷隆
盛の言葉に込められた心情を押し量らって、西郷の別の談話や様々なエピソー
ドをベースにして現代風の読み物としてリニューアルしたものです。
今日お届けする[西郷南洲翁遺訓][二十九:困難を楽しむ]には、道を行うも
のには困難がつきものであるが困難から逃げず、真正面からぶつかって こそ道
が開けるのであり困難を乗りきることは[楽しみ]になる、と書かれています。
■長尾剛著[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より[二十九:困難を楽しむ]
人の道を行うということは、困難に遭うに決まっているのです。
人々を愛し、正義を貫き、どんな状況でも姑息な手を使わず、何時でも堂々と生
きていく。まさに、人の道を起きなっていく・・・が、そんな正しい生 き方を
するものを、世間が常にたたえ歓迎してくれるなどと思うのは、おおきな見込み
違いです。
世間には常に、誤解がある。妬みがある。ワガママ者のゴリ押しがある。悪人の
口渇な罠がある。
人の道を行うとは、こうした障壁に真っ正面からぶつかることである。だから、
困難の連続に決まっているのです。
[私は一生懸命に人の道を行なっている。なのに、困難に遭ってしまうのは理不
尽だ]ーなとと神仏を怨むのは、大きな誤りである。一生懸命であれば あるほ
ど、困難は多大です。
ですから大切なのは、どんな困難に遭おうとも、心を動じさせない覚悟です。
慌てず、うろたえず、どんなトラブルに出会ったとしても、[マァ仕方がなかろ
う]と思えるくらいに肝を据えておかねばなりません。
何かことが起こっても、そこでいちいち歩みを止めてはいけない。
事の成否、いや、自身の生死にさえも、不安をいだてはいけない。
失敗するかも知れぬ。死ぬかも知れぬーと、先々に”悪い未来”を想像してしまう
ことも、ありましょう。ですが、そこで足踏みしては、人の道はお行 なえぬ。
[そうなったらなったで、仕方なし。道を曲げて卑屈な人生を歩むよりは、人の
道に倒れたほうが幸福である]ーと、思うべきでありましょう。
いや、心底から人の道を行なって行けば、自然とそう思えるようになります。
人の為す仕事というのは、どうしてたって上手下手があります。仕事に要する技
術といったものも、生まれついての才覚の問題である。できる者もいれ ば、で
きない者も入る。
当然である。
下手なこと、出来ぬことを、無念と思う場合もありましょう。だが、それをして
自分を攻めたり卑下したりするのは、誤りです。
その者にとっては、下手なのが当然、出来ぬのが当然。それはそれで、何ら過ち
でも許されぬことでも、ない。
だが、現実問題、何事につけ上手くできないと動揺してしまう者が、多い。自分
で自分を責める者が多い、
それは、[人が生きるのに最も大切なのは、道を行う事だ]という真実を理解し
ておらぬからである。
道を行う、すなわち[正義を貫いて生きる]とは、人の本性なのです。誰にも備
わっている心なのです。
だから道を行うのには、上手も下手もありません。やってできない人間などは、
いません。
道を行おなうことは技術ではない。心掛けである。誰でも、心掛け一つでそれは
可能です。
そして人は、道を行えさえすれば、誇り高く幸福に生きられる。
ひたすら道を行いなさい。それを貫けば、本当の生きる手応えと言うものが生ま
れる。誇りが生まれる。[よしッ、これでいいんだ!]といった充実感 が、生
まれる。
生きる楽しみが、生まれます。
道を行うとは、”苦しみではない”生きる楽しみである。
人にとって”本物の生きる楽しみ”とは、小手先の工夫で得られる一時の快楽のよ
うな、そんな安っぽいものではないのです。
だから困難に遭ったときは、これを切り抜けるためには、ますます道を行うこと
です。自分の正義が踏みにじられたならば、ますます正義を貫くことで す。
正義を貫き通す自分を、楽しむことです。
私は、この話をおのれの体験から申し上げている。だから道を行うなうこと
を、[楽しい]と表すのは、決してウソではない。
私は若い頃から、ずいぶんと困難にぶつかってきました。ですが、それでも道を
貫き通して、そうして乗り切ってきました。
そして、こんにちの私は、皆様の前に生きています。
いまとなっては、どんな困難に出会っても、動揺などはいたしますまい。これま
で培ってきた経験のおかげで、困難に慌てふためくより、それに真っ正 面から
ぶつかっていったほうが楽しいーと、私はすっかり解っておりますから、この確
信を持てたことが、私にとって何よりの幸せであります。
(引用終わり)
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| 【CCJ政治社会情報】■ 長尾剛著[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より:三十[始末に困る人] 1970年01月01日 |

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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
私は[杉並からの情報発信です]という個人ブログを5年前に立ち上げほぼ毎日、政治、経済、社会に関するブ記事を書いてきました。ブログへのアクセスは毎2000−3000あり、現時点でのIPアドレス総計は221万となっています。
そしてブログ記事を【YYNews】としてメールマガジン、メーリンクリスト、Twitter,Facebookで約1万のIPアドレエス宛に配信しています。
[商売には政治と宗教はタブー]と言われてきましたし私のブログ記事はワインとは関係ないものでしたので、CCJ会員の皆様に配信するのをためらっておりました。
しかし一向にデフレ不況が改善せず政治や経済や社会が混沌としている状況を見まして、政治や社会が変わらない限りビジネスも商売もうまくいかないということがますます明らかになって来ました、
ブログ記事の中からセレクションしたものを【CCJ政治社会情報】としてお送りさせていきたいと思います。
山崎康彦
(以下転載)
杉並の山崎です
いつもお世話様です。
西郷隆盛は[自分で自分を世に残す]ことをしたがらなかったために、著書を一冊も残していません。[西郷南洲翁遺訓]は幕末の戊辰戦争で薩摩軍と戦った庄内藩(言山形県)の元藩士たちが明治になって西郷隆盛との交流の中で彼が語った言葉をまとめたものです。
西郷隆盛は決して多弁ではなくむしろ他人の話をよく聞く聞き手上手だと言われていますので、[西郷南洲翁遺訓](岩波文庫)の原文本編四十一、追加分2項目合計四十三項目は簡潔で短い文書担っています。
[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]はノンフィクション作家長尾剛氏が西郷隆盛の言葉に込められた心情を押し量らって、西郷の別の談話や様々 なエピソードをベースにして現代風の読み物としてリニューアルしたものです。
■ 長尾剛著[話し言葉で読める西郷南洲翁遺訓]より:三十[始末に困る人]
命も要らぬ、名も要らぬ、官位も金も要らぬという人は、始末にこまるものです。
しかし、この[始末に困る人]でなければ、艱難辛苦(かんなんしんく)をともにして国家の大事業をなし遂げられないものです。
名声にも地位にも財産にも興味がない。それどころか、生き永らえることにさえ興味がない。では、こういう人は一体何に興味があるのか。何をめざして生きるのか。
この世に道が行われること。正義が貫かれること。[始末に困る人]にとっての興味とは、この一事なのです。
すなわち、
[私利私欲を求めるより、道を求めるほうが断然、楽しい。生きがいを感じる]
__といった心境に至っている人なのです。
こうした人は、たしかに数こそ少ない。ですが、必ずやいるものです。
こうした人が国家を支え、本当に国のための政治というものを実現してくれます。
しかしながら、こうした人は、なかなか見出しにくいのも事実です。
何故なら、俗人から見ると、ここまで徹底して私利私欲を脱している者は、人と
して余りにも奇妙に写ってしまう。
殊に、”謙虚さを持たぬ俗人”だと、[私利私欲を捨てられぬ自分]を[人間標
準]だと決めつけて、その尺度で他人を測る。だから、高貴な心を持つ [始末
に困る人]を、ただの偏屈や馬鹿者だとしか評価できない。
周りがそんなふうに誤った評価を下してしまっては、その人の美徳も世に伝わら
ない。それで、[始末に困る人]はなかなか世の表舞台にでる機会も少 なく、
求めても見出しにくくなるわけです。___と西郷先生は、お教えくださいました。
その時、聞いていたものが[始末に困る人]について、こんな確認の質問をしま
した。
[先生、私の以前学んだ[孟子]にも、天下の正道に立ち、天下の大道を行う。
志が届いて世間に見出され、国の仕事をなすことがあれば、民と共に一 心不乱
に働く。志が届かず世間に返り見られなければ、それはそれで構わず、一人正道
を貫くまで。
どんなにカネをつまれようとも、カネの誘惑に負けて正道を踏み外すことは、絶
対ない。
どんなに貧しくなろうとも、志を曲げてカネのために悪を働くことは、絶対にない。
どんなに強力な権力が脅しにかかろうとも、恐れ命を惜しんで屈服することは、
絶対にない。
__と、このような言葉を[孟子]は説いておりますが、先生のおっしゃっる
”始末に困る人”とは、こうした人格を指しているのですか]と。
すると西郷先生は、大きく頷いておっしゃっいました。
[まさしく、そのとおりです。道に正しく立った人でなければ、そこまでの気構
えは持てぬものです]と。
(引用終わり)
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| 【CCJワイン情報498】▲ J・サックリング、ボルドー09の9銘柄に100点 ▲ アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール、韓国で開催 ▲ 中川一三氏、ナパヴァレー・ヴィントナーズ名誉大使に 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
【CCJワイン情報】を3件をお送りさせていただきます。
http://www.ccjapon.com/
▲ J・サックリング、ボルドー09の9銘柄に100点
米国の評論家ジェームス・サックリング氏が、瓶詰めされたボルドー2009年の得点を発表し、「最高のモダン・ヴィンテージ」と賞賛し、9銘柄に 100点を与えたた。
米国の雑誌「ワイン・スペクテイター」で、ボルドーを担当してきたサックリング氏は、退職し、現在は有料サイトを運営している。2009年の14 銘柄に、100点の可能性があるとする得点をつけたが、瓶詰めされたワインを再評価し、9銘柄に100点を与えた。
100点を獲得したのは、オーゾンヌ、コス・デストゥルネル、オー・ブリオン、ラフルール、ラトゥール、モンローズ、ヴュー・シャトー・セルタ ン、ラフィット・ロートシルト、マルゴー。ムートン・ロートシルトは98点にとどまった。
サックリング氏の高い評価を受けて、コス・デストゥルネルは大幅な値上がりを見せた。ボルドーの価格に最大の影響力を持つロバート・パーカーは今月中に、09年の確定評価を発表する見込み。
(2012年2月23日 読売新聞)
▲ アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール、韓国で開催
「国際ソムリエ協会」(A.S.I.)が主催する 第2回のアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールが、5月7日から3日間にわたり、韓国の 大田市コンベンションンセンターで開かれる。
A.S.I.がヨーロッパ、アメリカ、アジア・オセアニアの各大陸で開くコンクールの一つ。第1回は大阪で2009年11月に開かれた。アジア・ オセアニア地域の頂点を目指して、トップソムリエたちが戦いを繰り広げる。日本からは、昨年10月に開かれた全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝した谷宣英氏
(ホテルニューオータニ東京)と、2位の佐藤陽一氏(東京・六本木「MAXIVIN」)が出場する。
この韓国大会は、13年に東京で開かれる世界最優秀ソムリエコンクールの前哨戦として、大きな意味を持つ。優勝者はアジア・オセアニア代表とし て、世界コンクールへの出場権を獲得する。谷氏と佐藤氏のいずれかが韓国で優勝すれば、アジア・オセアニア代表として世界への切符をつかむ。
その場合、日本代表は、あらためて日本ソムリエ協会の選考会により出場選手が選ばれる。
(2012年2月23日 読売新聞)
▲ 中川一三氏、ナパヴァレー・ヴィントナーズ名誉大使に
カリフォルニアワインのトップ輸入業者「中川ワイン販売」を創業した中川一三(なかがわ いちぞう)氏が、ナパヴァレーの生産者団体「ナパヴァ レー・ヴィントナーズ」(NVV)から、名誉大使として表彰される。NVVの名誉大使は世界初。
中川氏は1985年、中川プランニング・ワイン事業部で輸入販売を始め、2002年に中川ワイン販売を設立した。ハーラン・エステート、ダック ホーン、オベール、パルメイヤー、オーヴィッドなどの有名ワイナリーを輸入している。1937年生まれ。
ナパヴァレーのワインを長年、日本に紹介してきたことが評価された。中川氏は毎年2月、トレード向けのプレミア・ナパヴァレー・オークションで、有力な生産者を発掘。2011年には「スケアクロウ」を高額で落札し、オークション会場に集まった業界関係者からスタンディング・オベーションで 迎えられた。
2月22日に3つ星レストランを備える豪華リゾートホテル「オーベルジュ・ド・ソレイユ」で、NVVのリック・ジョーンズ会長、ダン・ダックホー ン創立議長らから、表彰を受ける。NVVは1944年に創設された非営利の生産者団体で、425ワイナリーが参加している。
(2012年2月20日 読売新聞)
「日本カーヴィスト・クラブCCJ
事務局 山崎 康彦
tel:03-3331-0970 fax:03-3331-0940
メールアドレス: yampr7@mx5.alpha-web.ne.jp
ホームページ: http://www.ccjapon.com/ |
| 【ワイン情報497】▲ 英BB&R、ネットブローキングで売り上げ増 ▲ スパークリングワインで中国外交、習副主席を歓迎 ▲ オー・バイィのオーナー、隣接シャトー買収 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
【ワイン情報497】をお送りさせて頂きます。
▲ 英BB&R、ネットブローキングで売り上げ増
英国王室御用達で300年の歴史を誇るロンドンのワイン商「ベリー・ブラザーズ&ラッド」(BB&R)の、2011年のオンラインの売り上げが前 年比72%増加した。
インターネットの小売と「ベリーズ・ブローキング・サービス」(BBX)で、11年に年間2500万ポンドを売り上げた。売り上げ増に貢献したの は、顧客がオンライン上でワインの売買をできるBBX。1320万ポンドを売り上げた。BB&Rで購入し保税倉庫に保管してあるワインに、顧客が 価格をつけて売り出し、希望者が購入する。
登録料は不要で、売主が払う手数料は価格の10%のみ。通常のオークションで払う15%の手数料と付加価値税より安い。買い手は手数料を支払う必 要がない。
同社が示す市場価格を参考に、適正価格で取引できる。ネットオークションと違って、品質が保証されており、金銭の支払いにも不安がな い。売り手と買い手の双方に利点があるプラットフォームを提供した点が成功の要因だ。ボルドー1級シャトーなどが高額で取引されたという。
(2012年2月10日 読売新聞)
▲ スパークリングワインで中国外交、習副主席を歓迎
カリフォルニアのスパークリング・ワインに強いメーカー「アイアン・ホース」が中国市場向けに造った「チャイニーズ・キュヴェ」が、中国外交に一 役買った。14日にバイデン米副大統領とクリントン米国務長官がホワイトハウスで主催した、習近平・中国国家副主席の歓迎昼食会で供された。
アイアン・ホースは1979年に、弁護士のバリー&オードリー・スターリング夫妻がソノマ郡に設立し、現在はジョイ・スターリングさんがCEOを 務める。冷涼な気候を生かしたスパークリング「ウェディング・キュヴェ」が有名。
チャイニーズ・キュヴェは「辰年」を記念して2007年のブドウで仕込んだヴィンテージ物。赤と黄を貴重に、瓶首には竜を中国語と英語であしらっ ている。昼食会の乾杯に使われ、チャイニーズ・アメリカンのフュージョン料理とともに供された。ホワイトハウスでは、主賓の国にちなむワインを選 ぶ慣習がある。
このキュヴェの生産量は1000ケース。ワイナリーの直販サイト価格は98ドル。1997年のホワイトハウスでのクリントン・江沢民の晩餐会で、 同社のワインが供されたのを知った中国の輸入業者からの依頼で生産したという。北京に880ケースが輸出される。同社は、2014年の午年まで毎 年、チャイニーズ・キュヴェを造る計画。
アイアン・ホースのスパークリング・ワインは、冷戦終結につながった歴史的な1985年のレーガン・ゴルバチョフ会談に始まり、2代にわたる ブッシュ大統領時代も、ホワイトハウスの御用達ワインとして使われてきた。今回も米中外交の重要な節目で大きな役割を果たした。
(2012年2月17日 読売新聞)
▲ オー・バイィのオーナー、隣接シャトー買収
ボルドーのペサック・レオニャンのクリュ・クラッセであるシャトー・オー・バイィを所有するロバート・ウィルマース氏が隣接するシャトー・ル・パ プを買収した。
オー・バイィはヴェロニク・サンダース社長の下で、品質が上がっている。昨年11月に香港で開かれた「ワイン・フューチャー・香港」で、米国の評 論家ロバート・パーカーが発表した、1級並の品質を誇る20シャトー「マジカル20」に選ばれた。サンダース家が1955年から所有していたが、 98年にニューヨークの銀行家ウィルマース氏の手に渡った。サンダース社長はソルボンヌ大で経済を修め、ボルドー大で醸造を学んだ才媛。
ル・パプは98年からパトリック・モンジャネル氏が所有していた。メルロ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%を栽培している。ブドウをオー・ バイィにブレンドもできるが、そのままのシャトー名で生産する。サンダースさんが経営し、技術責任者はムートン・ロートシルトやスミス・オー・ラ フィットで働いた経験のあるガブリエル・ヴィアラーが務める。投資によって品質向上を狙う。
(2012年2月16日 読売新聞)
「日本カーヴィスト・クラブCCJ
事務局 山崎 康彦
tel:03-3331-0970 fax:03-3331-0940
メールアドレス: yampr7@mx5.alpha-web.ne.jp
ホームページ: http://www.ccjapon.com/
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| 【CCJNews】■ 明日火曜日(2月21日)夜10時よりBS11情報番組「INside OUT]にゲスト出演して[市民メディアの挑戦]のテーマで討論します! 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
明日火曜日(2月21日)夜10時よりBS11情報番組に生出演します。
番組の内容は残念ながらワインビジネスのことではなく、私が代表を務めています
市民組織[ネットメディアと主権在民を考える会]の活動を紹介し[市民メデイア]
の可能性を討論する番組です。
以下にご案内をお送りさせていただきますので、BSが視聴できる方は是非ご覧く
ださい。
■ 明日火曜日(2月21日)夜10時よりBS11情報番組「INside OUT]
にゲスト出演して[市民メディアの挑戦]のテーマで討論します!
私が世話人代表を努めております[ネットメデイアと主権在民を考える会]はさ
る2月9日(木)に小沢一郎民主党元代表をお招きして、[小沢一郎 VSフツー
の市民・第三回座談会]を開催しました。番組は全国にUST中継され現時点で約
4万のアクセスを得ています。
APFLive :http://www.ustream.tv/recorded/20320871
我々[フツーの市民]が小沢一郎民主党元代表との討論会を企画し実現してきた
ことにBS11の報道局の人たち興味を持たれ[小沢座談会]以前から [日曜討
論会]などを密着取材されました。
明日火曜日(2月21日)夜10時からのBS11の情報番組「INside OUT]にゲ
ストとして生出演し、司会の山本浩資氏(BS11報道局記者)、論説の児玉平
生氏(毎日新聞論説副委員と3人が「メディアは誰のものか〜小沢 一郎も出
演!市民メディアの挑戦〜」のテーマで討論することになりました。
以下に番組のご案内をさせて頂きますのでBS放送が視聴できる方はぜひご覧下さい。
▲ 2月21日(火)夜10時BS11情報番組「INside OUT]出演のご案内
放送:2月21日(火)22:00〜22:55
リピート放送:翌22日早朝4:30〜5:25
テーマ:「メディアは誰のものか〜小沢一郎も出演!市民メディアの挑戦〜」
出演:
山本浩資(BS11報道局記者)
児玉平生(毎日新聞論説副委員長)
ゲスト:山崎 康彦(ネットメディアと主権在民を考える会 世話人代表)
概要:
ツィッターなどネットを使った市民の情報発信が盛んだ。
「アラブの春」に代表されるように市民による情報発信、交換は国をも変える潜
在力を秘めている。
ゲストの山崎康彦氏はワインの輸入卸を本業にしながら、ネット上で知り合った
人々とグループを作り、多様なテーマ、ゲストによる独自の番組をネッ ト中継
している。今月は、小沢一郎氏を迎えた座談会を実施した。
新聞やテレビの信用が揺らぐ中、ネットによる市民ジャーナリズムの可能性につ
いて聞く。
(終わり)
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| 【CCJワイン情報496】■ W・フェーヴル、有機栽培に転換…醸造責任者語る 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
【CCJワイン情報】1件をお送りさせて頂きます。
■ W・フェーヴル、有機栽培に転換…醸造責任者語る
シャブリの代表的生産者ウィリアム・フェーヴルの醸造責任者ディディエ・セギ
エ氏が、2010年ヴィンテージを携えて来日し、有機栽培やディア ム・コルクへ
の転換などの変革について語った。
W・フェーヴルはドメーヌとネゴシアン部門を抱える。ドメーヌ部分では、プル
ミエクリュのモンマン、ヴァイヨン、モン・ド・ミリュを2010年に 計1・8ヘク
タール新規に取得し、計13・74ヘクタールとなった。グランクリュは15・22ヘク
タール有し、村名20ヘクタールと合わせて、計 48・97ヘクタールの自社畑を誇
る。グランクリュ、プルミエクリュの面積の大きさは群を抜いている。
注目すべきは、冷涼で雨の多いシャブリでは困難な有機栽培への取り組みだ。モ
ロー、ドーヴィサ、ブロカール、ドルーアンなど、まだ少数派にとど まってい
る。フェーヴルは2006年のヴァイヨンからビオロジックに取り組み、10年にはすべてのプルミエクリュとグランクリュに拡大。11年か らはレ・プリューズとレ・クロの2ヘクタールでビオディナミにトライ。今年は、グランクリュと右岸のプルミエクリュでさらにビオディナミの面積を 増やす。
「未来の世代のために化学物質を控えたい。ビオロジックに転換して、畑の違いが明確に表現され、ミネラルが強く感じられるようになった。保守的 だったシャブリも、世代交替により、有機栽培が増えてきた。新しい世代は、父と違って、醸造学校に通い、ほかの産地の取り組みも学んでいる」とセ ギエ氏。
有機栽培は費用と手間がかかる。除草剤のかわりに、トラクターで雑草をすき入れると、燃料費や維持費がかかる。45度の傾斜を持つグランクリュの コート・ド・ブーグロでは、ウィンチを使って人力で耕す。収穫時は深さ20センチの小型プラスチック箱でブドウを運び、ブドウがつぶれるのを防ぐ など、細かい配慮も変わらない。
ステンレスと樽を併用し、バトナージュなどの人為的な介入を避けた醸造は変わらないが、コルクには大きな変化があった。2007年から大容量瓶を 除くグランクリュ以外はディアムを採用し、10年からはすべてディアムになった。
ディアムはコルク粉末を高温で成形するもので、コルク臭が避けられる。アルザ
スのヒューゲルも採用。世界的に広がっている。2種のディアムを使 う。47ミリの「ディアム5」は村名とプルミエクリュ、54ミリの「ディアム10」はプルミエクリュのモンテ・ド・トネール、ヴォロラン、すべて のグランクリュで使用する。
「実験の結果、ディアムは酸化に強く、コルク臭の問題もない。品質保証になる。ボトル差が少なく、ソムリエの不安を解消できる。ディアム10は DRCと同じ長さ。10は5より酸素透過性が低い。価格はディアム5が15サンチームで、天然コルクと同じ。ディアム10は25サンチーム。以前 使っていた天然コルクは70サンチーム」
10年のプルミエクリュである、モンマン、モンテ・ド・トネール、ヴォロランと、09年グランクリュのコート・ド・ブーグロ、レ・クロの5種を試飲した。
10年の切れのいい酸と筋の通ったミネラル感、09年の柔らかくて熟したニュアン
スが対照的だった。
「10年は遅霜で始まり、ミルランダージュ(結実不良)が多く、収量が低下した。夏は寒くて、平年よりやや早めの9月20日から収穫が始まった。 酸の量は多い。ヘクタール当たりの収量は25〜40ヘクトリットルと平年より3〜5割減った。09年は太陽の年。9月14日に収穫を始め、熟した ブドウを収穫した。レストラン向きの早くから楽しめるヴィンテージ。グランクリュでも4、5年目から飲める。10年は10〜15年待たなければな らない」
プルミエクリュとグランクリュには、ヴィンテージを超えた格の違いがある。中では、モンテ・ド・トーネルの強さと優雅さを備えたバランスの良さが 印象的だった。レ・クロは常に揺るぎない完成度を誇る。09年だけあって、今でも丸く、しなやか。驚くほど親しみやすい。
「09年のコート・ド・ブーグロとレ・クロはいかに酸を残すかが課題だった。コート・ド・ブーグロは南向きで、水はけがよく、リッチになりすぎ る。レ・クロはフェーヴルが最大の所有者。グランクリュが備えるすべての要素を含む」
参考上代は、10年モンマンが4790円、モンテ・ド・トネールが5800円。09年コー
ト・ド・ブーグロが8500円、レ・クロが1万円。。
(2012年2月17日 読売新聞)
「日本カーヴィスト・クラブCCJ
事務局 山崎 康彦
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| 【CCJワイン情報495】▲アンリ・ジャイエの伝説的ワイン、173万円で落札 ▲ロマネ・コンティ2009が英国で発売、コルトンお披露目 1970年01月01日 |
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CCJ事務局の山崎です
いつもお世話様です。
【ワイン情報】3件をお送りさせて頂きます。
▲ アンリ・ジャイエの伝説的ワイン、173万円で落札
ブルゴーニュの伝説的造り手アンリ・ジャイエのフラッグシップ「ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー」1985年が、10日に香港で開かれた オークションで、1本約173万円で落札された。
クリスティーズが、アンリ・ジャイエ一族のプライベート・セラーから出てきたワイン102ロットをオークションにかけた。落札率は100%。予想 価格を上回る高額で落札され、計851万1288米ドル(約6億6737万円)を売り上げた。
最高額のロットは、アンリ・ジャイエのフラッグシップ「ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー」の優良年である1985年12本セット。26万 5147米ドル(約2079万円)で落札され、1本当たりの価格は約173万円に相当する。
ジャイエは2006年に亡くなったヴォーヌ・ロマネの造り手。チャーミングな果実味あふれるピノ・ノワールのワインを醸し、「ワインの神様」と呼 ばれた。
米国の評論家ロバート・パーカーが絶賛し、カルト的な人気を誇る。新たなワインは生産されないため、オークション市場で争奪戦が激しい。
今回、出品されたのは、クロ・パラントゥー、リシュブール、エシェゾー、ニュイ・サン・ジョルジュ・ミュルジュなどの78、79、82、84、 85、95、2000年など。リシュブール79年12本(750ミリリットル)、クロ・パラントゥー89年12本(750ミリリットル)、リシュブール85年マグナム (1・5リットル)2本、リシュブール78年3本(750ミリリットル)、クロ・パラントゥー97年マグナム6本を含む6ロットが20万ドル以上で落札された。
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー1985年の近年のオークション価格は5000〜6000米ドル(39万〜47万円)だった。今回はジャイ エ一族のセラーから
出てきて、オリジナルの木箱に入っていたという出所の確かさが、偽造品のあふれる香港・中国市場で高値をつける理由となった。
クリスティーズ・アジアのチャールス・カーティス代表は「アジアの顧客の長く続くブルゴーニュワインへの情熱が示された。高級レアワイン市場での、香港の優越性が改めて確認された」とコメントした。
(2012年2月15日 読売新聞)
▲ ロマネ・コンティ2009が英国で発売、コルトンお披露目
ブルゴーニュの最高峰「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」(DRC)の2009年が、英国の代理店「コーニー&バロウ」から発売された。
DRCは中国・香港市場の投機的な需要で市場価格が値上がりしているが、共同所有者オベール・ド・ヴイレーヌ氏の愛好家に飲んで欲しいという考えから、価格はほぼ前年並み。09年から、ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メルロードから借りた3つのコルトンのグランクリュ計2・5ヘクタールの 畑をブレンドした「コルトン」が加わった。ヴォーヌ・ロマネの6つのグランクリュの赤ワインとモンラッシェをベースとしてきたDRCが、コート・ド・ ボーヌ地区から生産する初めてのキュヴェとなる。
コルトンの総生産量は707ケースで、6本当たりの税抜き価格は850ポンド(約10万3000円)となる。
09年の生産量は、生産量を平年より40%減少させた08年をはるかに上回り、平年よりも多め。ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・デュヴォー・ ブロシェが458ケース、エシェゾーが1549ケース、グラン・エシェゾーが1039ケース、リシュブールが1311ケース、ロマネ・サン・ヴィヴァンが 1522ケース、ラ・ターシュが1828ケース、ロマネ・コンティが538ケース、モンラッシェが340ケース。ロマネ・コンティの平年の生産量は450ケースだが、08年は 263ケースまで落とした。
ロマネ・コンティ3本の税抜き価格は5250ポンド。
「ワインの科学」(河出書房新社)で知られる英国のワイン・ライター、ジェイミー・グッド氏は、ブログ「WINE ANORAK」(ワイン・アノラック)で、ド・ヴィレーヌ氏も出席してロンドンで開かれた試飲会の模様を、動画と文章で伝えている。「熟したヴィンテージだが、DRCはあざやかにフレッ シュさ、正確さ、緊張をワインに閉じ込めた」と評している。
グッド氏はロマネ・コンティとロマネ・サン・ヴィヴァンに97点、ラ・ターシュとリシュブールに96点、コルトン、エシェゾー、グラン・エシェ ゾーに95点、デュヴォー・ブロシェに93点をつけた。グッド氏によると、レストランをターゲットにしたデュヴォー・ブロシェを例外として、ワインの95%は個 人顧客に直行する。コーニー&バロウは、投機を防ぐため、販売したボトルのシリアル・ナンバーを記録し、購入者は5年以内は転売しないという暗黙のルール があるという。
(2012年2月6日 読売新聞)
▲ 高い評価のDRCコルトン、エシェゾーの下の位置づけ
ブルゴーニュの最高峰「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」が2009年ヴィンテージから新発売するグランクリュ「コルトン」の評価が、英米のワインメディアで出そろってきた。
DRCがコート・ド・ボーヌ地区から初めて生産する赤ワインのコルトンは、ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メルロードから借りたブレッサンド、クロ・デュ・ロワ、レナルドの3区画2・5ヘクタールをブレンドする。高樹齢のものだけでブレンドし、若樹はネゴシアンに売却した。
英国の正規輸入元「コーニー&バロウ」の09年試飲会では、コルトンはヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・デュヴォー・ブロシェとエシェゾーの間という位置づけ。エシェゾーの税抜き価格は、6本で1150ポンド(約13万9000円)で、1本当たり約2万3000円。DRCの価格方針は 各国で変わらないので、日本ではこれに必要経費や関税を加えた価格で販売される。安くはないが、手の届きやすいDRCになりそうだ。
英国のワイン・ライター、ジェイミー・グッド氏の人気ブログ「WINE ANORAK」(ワイン・アノラック)の試飲コメントによると、09年は区画をブレンドしたが、十分な樹齢に達すれば別々に仕込まれる予定。「高い酸に支えられ、パレットは堅い構造を備えるが、スパイス、プラム、チェリーのノートが主張する」と評し、95点をつけた。ワイン・アドヴォケイトは91〜94点、ステファン・タンザーは91点をつけた。
DRCの共同経営者オベール・ド・ヴィレーヌ氏が所有するドメーヌ・A・エ・P・ド・ヴィレーヌの栽培・醸造責任者ピエール・ド・ブノワ氏は来日 し、コルトンの感想を語った。
「やはりコルトンなので、DRCのヴォーヌ・ロマネのキュヴェとは大きく違う。3つの区画のテロワールを感じられる不思議な味わいだった。新樽比 率100%か、全房発酵かどうかはわからない。DRCはラ・ターシュについても、全房発酵したキュヴェと除梗したキュヴェを実験的に仕込むなど、様々なトライを している」
DRCはフラッグシップのロマネ・コンティを中心に、香港・中国市場の投機需要によって、市場価格が値上がりしている。ド・ヴィレーヌ氏は、英国の複数のワインメディアで、愛好家に飲んでもらうことの重要性を強調し、投機のための転売がわかったらその顧客には二度と売らないという方針 を明らかにしている。
1939年生まれのド・ヴィレーヌ氏は、DRCのみならず、ブルゴーニュの顔として活躍する。ブルゴーニュのユネスコ世界遺産申請の運動でも中心 人物だ。
ロンドンで09年をお披露目したコーニー&バロウのスペシャル・ディナーに出席し、ドメーヌの外に出たことのない自家消費用「バタール・モンラッ シェ」1997年を供した。
ド・ヴィレーヌ氏のおいにあたるド・ブノワ氏は「私のいとこのベルトラン・ド・ヴィレーヌが、オベールの後継者として2年ほど、修業しているが、まだ時間がかかるだろう。おじにはできるだけ長くとどまって欲しいとだれもが願っている」と明かした。
(2012年2月7日 読売新聞)
(終わり)
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| 【CCJ試飲情報060】▲ ルロワはメゾンも不滅 ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン91 1970年01月01日 |
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CCJ会員の皆様
いつもお世話様です。
【CCJ試飲情報060】をお送りさせて頂きます。
▲ ルロワはメゾンも不滅 ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン91
1月28日(ワイン会で)山本昭彦氏
マダム・ラルー・ビーズ・ルロワの手がかかったワインには、3つのラインがある。
ドメーヌ・ドーヴネイ、ドメーヌ・ルロワ、メゾン・ルロワ。ドーヴネイはマダ
ムの個人所有。家族と右腕のフレデリック・ロメールらが株主となって いる。
ドメーヌ・ルロワはマダムと高島屋が出資。DRCと並んでブルゴーニュの最高峰
に連なる。メゾン・ルロワはネゴシアン。1868年に設立された。
父アンリの時代から蓄積した「ワインのルーブル美術館」と形容される膨大なコ
レクションを所有している。
ドーヴネイの生産量はごく少量。価格も天文学的に高い。口にする機会は少な
い。ドメーヌ物も、ヴィンテージは関係なく、最高の品質を誇るが、高価だ。
我々が口にするのはもっぱらネゴシアン物となるが、これも水準が高い。
正式なワイン教育は受けていないマダムだが、オーセイ・デュレスのメゾンの
カーヴを遊び場として育ったという。若いころから、天才的な試飲能力 を誇った。
ネゴシアンの通常の買い付けは、複数年契約に基づくが、それだと出来不出来や
義理が生じる。マダムはこだわらず、いい樽は高価でも単独年で買いつ けるそ
うだ。あるクルティエ(仲買人)から、今でも小さな造り手を回っているという
話もきいた。
ブルゴーニュの優れた栽培農家は、今でこそ自家元詰めが増えたが、1980年代
まではブドウやワインをネゴシアンに売っていた。マダムが鋭い きゅう覚で、
デュガ・ピィやシルヴィ・エモナンを買っていたのは有名な話だ。マダムがド
メーヌを興したのは、優れた農家が瓶詰めを始め、買いつけ られなくなったの
が背景にある。
メゾン物とドメーヌ物のどちらが優れているのか?
ルロワファンの間では、よく議論になる。ドメーヌ物がよさそうだが、実はそう
とも言えない。英国のブローカーの手違いで、ドメーヌを注文したはず が、メ
ゾンが届いた。優れた1991年のヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモンである。
このプルミエクリュの畑で、ルロワは最大の所有者。90年は伝説的な存在となっ
ている。畑が広いから、ドメーヌの水準に達さない若樹のワインはネ ゴシアン
に落とせる。これもそうかもしれない。少なくとも品質から見れば、まさるとも
劣らない。
最初は堅かったが、30分もたつと妖艶なルロワ節を奏で始めた。オレンジの皮の
コンフィから森の下草に。酸とタンニンと果実のバランスが素晴らしい。
乱れることなく、長い時間にわたって発展を続けた。文句のつけようがない。
80年代後半より古いルロワのネゴシアンは傑出している。ドメーヌ・ボトリン
グが本格化する前だから、トップの造り手のワインが詰まっている。
91年もその流れをくむのだろう。もちろん、最近のメゾン物も素晴らしいが。
メゾン・ルロワ ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン 1991年
一生に1度は飲みたい度 92点
購入先:ロンドンのブローカーで 180ポンド
(2012年2月1日 読売新聞)
(終わり)
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